おかみの花日記

アカショウビン2

| 2008-08-01 18:02 | トラックバック(0) |
アカショウビン
会津盆地から少しはなれた西側の山沿いの沢で久しぶりにアカショウビンの声を聞いた。まだ山の中でアカショウビンの姿に出会ってない。

なかなか、かわせみのようには人前には姿を見せないらしくこのままだと死ぬまでお目にかかれないのかもしれないなどと思っている。

尾瀬を源流にして新潟へ流れていく阿賀野川、この辺りまでは只見川と呼ばれている。鳴声を聞いたのはその支流の奥まった沢でのことでした。

日当たりの悪い沢沿いの田んぼは、いつ頃からか耕作がされなくなり、虫や蛙小さな魚が戻ってきたからなのでしょうか。

このあたりも、20年前には限界集落などという事が語られることはありませんでした。今会津ばかりでなく全国の山間部で、高齢化と過疎化で集落そのものが無くなる所が出てきはじめているといいます。

いつの時代からかはわかりませんが、長い時間と量力をかけて、収量の少ない田畑をそれこそ血がにじむような思いで耕して命の継承が行われてきたはず。

農業技術が進歩し近年ようやく楽な暮らしが出来るような世の中になったはずでした。そんな田んぼにも葦が生え、多くの場所で取り返しが付かない姿になってきています。

人の姿が消えて、子供達の声が聞こえなくなり、寂しくなった野山に、アカショウビンの声が「キョロロー」と悲しげに風に吹かれて流れてゆきます・・

*アカショウビンの写真、写真家廣瀬様からお借りいたしました。

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