おかみの花日記
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雪の裏磐梯

| 2002-12-01 17:19:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
今年は紅葉が終わらないうちに雪が降ってしまった。先日、東京のお客さんから裏磐梯の写真がメールで送られてきた。紅葉の上に積もった雪が幻想的なほど美しい写真だった。そうなると居ても立ってもいられず、気になり休みの日に車で出かけてみました。その日はお天気にも恵まれたせいか、誰も居ないスカイブルーの湖面がこの世のものとは思えない美しさに輝いていました。冬の裏磐梯又美しい会津を見つけた。

ななかまど

| 2002-11-19 17:19:00 | トラックバック(0) | コメント 327 通 |
澄んだ秋の青空に深紅のななかまどはとても良く似合う。会津の磐梯高原の山岳道路沿いに良く見かけます。今年は10月の末に突然の雪にみまわれた。なぜかこの木の実のことが気にかかった。深紅の木の実は、雪にもよく似合うかもしれないとか様々なことを考えていた。果実酒にすると独特の香りがあるがまだお店では出したことが無い、生命力が強いのでしょうか、最近は国道の街路樹や公園の植栽でも良く見かける。

ガマズミ

| 2002-11-01 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
秋の里山の田んぼや畦道、雑木林の傍にこの花は普通に見かける。秋には赤い甘酸っぱい実をたくさん付ける、私たちはこの赤い実を食前酒に利用します、秋の陽だまりの中赤い実を収穫し実だけを洗いクエン酸を入れた水溶液につけておきますと、2、3日で液全体が赤く染まります、実を濾して砂糖を加え加熱してシロップ状にしておき、これを呈供するときにアルコールと炭酸で割り小さなグラスに盛る、グラスの向うに秋がピンクに染まります。毎年、秋にこの実を採集するのも大切な年中行事です。

菊芋

| 2002-10-20 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 227 通 |
秋になると私のお店の裏側に小さな空き地がありこの花が咲く、この花の根の所に出来る芋の漬物を飛騨の高山ではじめてみた。散歩しながら川沿いの朝市を見学していましたら、様々な土地の漬物や野菜、日用雑貨が売られ中に、不思議な生姜のような漬物に気がつきました。売っているお婆さんに「是はなんですか」と聞いたら、確か一斗芋だと答えてくれました。カリカリとした美味しい味噌漬けだった。この芋は会津ではあまり食べない、しかししばらくして辺りを見回すと川の土手やら空き地にたくさん咲いているではありませんか。霜が降る頃、毎年のようにこの芋を掘り漬物にするのがお店の年中行事です。

女郎花

| 2002-10-01 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
私の気のせいなのでしょうか、野の花の中には低地でだんだん少なくなる花があるような気がする。近頃はかなり標高が高いところまでいかないとこの女郎花にお目にかかれない、黄色くひょうきんな花は、低地の里山では見かけることがほとんど出来なくなってきました。私が小さかった頃は女郎花も、もっと身近にあったような気がしている。地球環境の変化はこのように身近な花の植物相にも影響を与えているのでしょうか。

虫の声

| 2002-09-15 17:17:00 | トラックバック(0) | コメント 623 通 |
8月の末ごろになると何処からか浸入したものか夜9時頃になるとお店の土間のどこかで、こおろぎが鳴き始める。何も知らないお客様はわざと飼っているとでも思っているのか、「まあ!風情があるわ」…などと感心してくださる。又、「月見に相応しい」などと喜んでくださる方もある。想えば、毎年決まったように虫の声をこの土間で聞きながら秋を迎えてきたような気がする。お店を閉めて帳場で一人この虫の声を聞きながら今年も秋を迎えます。

かわせみ

| 2002-09-01 17:17:00 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
私の住む鶴が城南側の湯川にはかわせみが棲んでいる。夏の早朝、川面すれすれに飛んでいく青い小さな鳥と出会うのが私にはとても楽しみ、もともと渓流に棲んでいるらしいがこのご時世、鳥もわがままばかりも言ってられないのだろうか、最近このかわせみがどうもお城の御堀から来てるらしいことが判った。注意してお堀の石垣を見ていると石垣の間にできた穴の中の巣に出入りする、かわせみを見ることが出来る。

タマアジサイ

| 2002-08-19 17:16:00 | トラックバック(0) | コメント 159 通 |
東山温泉の谷あいはめずらしい植物が数多くある。いつだったか、お客様の植物に詳しい方にこの辺りは日本海と太平洋の植物相が交雑する地域だと教わった事がある。このタマアジサイにもこの場所で初めてお目にかかった。丸い玉の様な蕾は何かしらとおもっていたが、そのうちに山アジサイのような花をつけたのには驚いた。会津盆地が蒸し暑くなる頃、ひんやりした湧き水が染み出すような場所に静かに咲いている。この花は私がヘタなのか、持ち帰ってもなかなか水を上げてくれない。翌日には無残な姿になる事もしばしば。今年のように暑い日が続くときは茶花にとっては辛い日が続く。

沢桔梗

| 2002-08-01 17:16:00 | トラックバック(0) | コメント 5 通 |
リゾート開発がつくりだした、表磐梯のスキー場の高原地帯でこの花に出会ったのは十年程前のことでしょうか…、開発でズタズタになった山肌の、清水が湧き出る池のほとりに紫色の美しい花が咲いていた。花の無いこの時期にこんなにきれいに咲いてくれるのは本当に嬉しい、直ぐ近くには、バブルの崩壊で赤字に苦しむ大型リゾートホテルが建っている。野の花と向き合いながら人間の営みのおろかさを花はどう見ていたのだろうかといつも考えてしまう。これからも気の遠くなるような時間が過ぎていっても、花は昔も今もこの高原の湿地で何ごとも無かったかのように咲いていくことでしょう。

ギンリョウソウ・サンカヨウ

| 2002-07-19 17:15:00 | トラックバック(0) | コメント 196 通 |

「サンカヨウ」は実をつけていた

「ギンリョウソウ」
昔は山登りをしていたのだからと一念奮起、最近トレッキングを始めた。日頃の運動不足から初めは筋肉痛の苦しめられたが最近は低地の里山ではお目にかかれない花に魅せられて時折出かけるようにしている。
6月の末には山形県小国町の飯豊連峰に向った。ぶなの大木の間を散策するだけだが『サンカヨウ』『ユキザサ』そして何より私の目を引いたのはぶな林の下草に生えるギンリョウソウ。なんとも不思議な姿はぶなの巨木の下でまるで妖精のようである。

京鹿の子

| 2002-06-29 17:15:00 | トラックバック(0) | コメント 225 通 |
会津に梅雨のころになると、野草の好きな方のお庭に時折この花を見かける。京染めの絞り鹿の子模様のような小さな花が綿のように無数に咲く。よく似た野生種にしもつけ草がある。 花の色が濃い意外葉も同じ形、私には今でも見分けがつかない。しかし野生種のしもつけ草でさえも探すとなるとなかなか無い。湿り気の多い土地を好むこの花も今まで南会津の山地で見かけたぐらい、まさに「草中一点の紅」とはこの花の事でしょうか。

もずのちー助

| 2002-06-20 17:13:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
今年は来ない物と諦めていた.心配してたもずの「ちー助」が戻ってきた。庭の山椒の木にとまりながら、長い尻尾をぺんぺん振る姿がなんともかわいらしい。私たちがお城の南側、湯川の川縁にお家を建てて十年ちかくなるが、その頃から一匹のもずが私の庭の周辺にすみついていたのに気付いていた。私の庭には色んな鳥が訪れるが、私はこのもずには特別の愛着を感じる。姿が見えなかったりすると、朝から何か落ち着かない。何時頃からこのもずにちー助という名前を付けた。ちー助に、おはようの挨拶をしてからゆっくりコーヒーを飲むのが朝の日課になっている。ちー助は、日常の何気ない事に喜びを見出すことにこそ幸福があることを教えてくれる。

みつがしわ

| 2002-06-01 17:09:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
磐梯山の高原地帯に散在する湿原を歩くのも楽しい。低地では見た事もないような植物にお目にかかれる。自由に散策できる時間が欲しいといつも願う。それでもたまに時間をいただけると私の目は貪欲に花を捜してる。高原の誰も訪れないような小さな池に、この花を見つけたのは何時の事だったであろうか。氷河時代に南下した植物で可憐な白い花は化石でも発見されているという。気の遠くなるような時間が流れ、高原の訪れる人もない小さな池で生き延びてきた生命の神秘に深く感動してしまう。

ふでりんどう

| 2002-05-20 17:08:00 | トラックバック(0) | コメント 330 通 |
新緑の頃まだ芽吹いたばかりの草原などによく見かける。愛らしいこの花は筆リンドウとはよくつけたもの、枯れ草の中にひときわ紫が目立ち日当りのよいところを好む。数日前、ずいぶん前に読みかけの本の間に挟んで押し花にしておいたのを長い間忘れていた。その本を何気なく開いたら本の隙間から筆リンドウの押し花が零れ落ちた。落ちてきたのは押し花ばかりではない、この本に挟んだ頃の涙の粒のような想いでも本の間から零れ落ちてきた。

一人静か

| 2002-05-01 17:08:00 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
この花も私の大切な春の花、杉林などの薄暗い所に花を包んだ四枚の小さな蕾のように伸びてきて、開くと白い花穂が現れる。別名吉野静ともいう、源平の昔、源義経の后静御前の吉野に舞う姿に見立てたというのでもあろうか。この花も移植したら根付いてくれた。私と一緒に春先はお客さまのお出迎えをしてくれる。