おかみの花日記

歳の神

| 2003-01-15 17:23 | トラックバック(0) |
奥会津の昭和村の小さな集落の歳の神を見たのは何年前でしょうか。集落の人々がさまざまなお札やわら縄を持ち寄り、前日から大きな歳の神を作る。当日夕闇に紛れひとびとが集落入り口の小高い丘の上にある道祖神にお参りをする。その幻想的な光景は今も忘れられない。やがて歳の神に火が付けられ、炎が里人の顔を照らすと、村人は競うようにその火で菱形に切られたおもちを焼いていた。黒こげのおもちを食べると風邪を引かないといわれてたべてみた。時が流れ、久しぶりにこの集落の歳の神をみたいと思った。何もかもがこの炎のように揺らぎ、そして過ぎていった長い時間を私は見つめていました。

トラックバック

Trackback URL

コメントを書き込む

このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。