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何年か前に新潟からおいでになるお客さんから「ヤマギボウシ」の鉢植えを頂いた
その鉢から種がこぼれ玄関の蹲(つくばい)のところに
新しい株ができた。それから毎年7月の頃になると
毎年紫色の美しい花をさかせる。
体を壊し私たちの前には姿を見せなくなってしまった。
思えば大変お世話になった。
震災の時には夜を挺しガソリンを運んでくれたり
我が家で取れたと、筍やたくさんの野菜を頂いた。
又入院先の病院に見舞いに行き、元気になれば又会えると
いってきたと言うが、おそらくもう二度とは会えない気がした。
多くの出会いと別れをしながら時が流れてゆきます
又今年も夏がめぐり来て、やがて秋が静かに訪れます