おかみの花日記

太神楽椿

| 2009-12-23 18:02 | トラックバック(0) |
太神楽椿
随分昔のはなしだが11月の炉開きに太神楽の椿を茶席の花にと頂いた事がある。

つぼみは趣があり、炉の暖かさに翌日には花が大輪にちじれて咲いた姿は、あまり見てくれがいいとはとても思えなかった。

関西では清緋(せいひ)と呼び、早咲きの豪壮な咲きぶりは太神楽の名に相応しい、このようにちじれて咲く花のことを獅子咲きと呼ぶ、花の名前の語源もそこからの事らしい。

名前がいい事から、炉開きや口切によく用いられるらしい椿には茶の湯の世界に様々な逸話がある会津の領主だった氏郷が、京に在中の折、よい花入れが手に入ったと、利休様から前田利家、細川らと共に招かれた。

いってみると部屋には花も花入れもなく、何事もなく手前が行われた、

狐に包まれたかのように3人はおもっていたら、ひとりがさてそのよい花入れは何処にと問いただしてみた。

やがて利休様は庭の塵坪に青竹の箸で挟むかのように活けられた花を3人に見せられた。

その美しさに声も出なかったという話が伝わっています
まさか庭の塵坪(ゴミ入れ)に活けられているとは夢にも思わなかったことでしょう


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コメント

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