おかみの花日記

しゃが

| 2007-05-10 00:37 | トラックバック(0) |
昔私の店で働いていた人が時々花を届けてくれる。主人や私たちに様々な面で影響を受けていたのでしょう。

そういうかってのお弟子さんや従業員さんから山に行くようになった話を聞くとうれしくなる。

東山温泉の院内御廟(会津藩主松平家の墓所)に若葉が萌える頃になると、御廟の中に群生するシャガを見ることができる。

日陰の場所が好きなこの花は植物学の説によれば古墳がたくさん作られた時代かそれ以前に、日本に中国から持ち込まれたいわれています。

種や球根をつけないこの花をどうやって持ち込んだのでしょうか、謎は深まります。もし中国から持ってくるとすれば、当時の中国の権力交代や春秋戦国時代のいづれの時代かに戦に敗れて追われた人々の中に、日本を目指した人々がいたはずです。

生きたまま渡来人が観賞用に持ち込んだのならば、鉢植えで移動させたことになります。やがてこの花は湿気の多い日本に向いてたらしく、日本中に人里の周辺に広がってゆきます。

会津の人は日当たりの悪い墓地などに、花が多く咲くせいか「死人花」などと呼び忌み嫌う。

花に命の短い事はアヤメの仲間と同じ、朝活けても夕刻や翌朝には朽ちてしまうはかない花、このはかない花を故郷を忘れがたく持ってきた、いにしえ人の思いがしのばれます・・・・

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