今頃里山の沢に入ると沢に蓋をするように
白い花の木が良く見られる。
秋になるとこの白い花が瑠璃色の実に変身する
古い呼び名は「ルリイロノウシコロシ」と呼んだ
名前の語源はどういうことなのか、牛が食べると毒
くでもあると言うのだろうか
一説には牛の鼻輪を作るくらい木が固いのだと言う説もある
残念ながらこの花も茶花にはなりにくい
形状から横に広がる花は花器にはなじみにくい
湿り気のある場所が好きらしく
裏磐梯の沢地などには普通に見られる
夏も終わり頃になると毎年、シュウメイ菊が自宅の玄関脇に咲いてくれた。
日当たりの悪い環境が適してたのか、毎年どんどん株の大きさが大きくなり初秋のころは
みごとな花を咲かしてくれた。
我が家を建てたとき玄関脇の軒先を土を残して、
土盛りをし、園芸が出来るようにした
やがて子供も大きくなり、家族の持つ車が増えて駐車場に困るようになり
なくなくその軒先の小さな庭はコンクリートで固めることになりi
我が家からはシュウメイギクが消えてしまった。
もてなしの部屋でシュウメイギクは質素ながら
得々の華やかさを演出してくれる。
このはなに似合う花器は古銅の鶴首以外に考えられない