おかみの花日記
1 |

福寿草

| 2011-04-13 22:59:06 | トラックバック(0) | コメント 9 通 |

こんな春を迎えるとはだれが想像したでしょう
3月11日、あの日から数日後雪が降った
はらはらと舞ように降る雪は白い梅の花びらに似ている

この世の中に人がいなくなろうとも春はめぐり来るはずだ。
舞い降りるように降る雪を眺めながらそんな事を考えていた。

山の中のおじの家にひさしぶりにいったが、
家の前の小さな花壇に福寿草が春の日差しに輝いていた。
このはなは輝くという言葉が一番似つかわしいとさえ思う

辺りの雪はまだ解けていない。ここが一番日当たりがいいのだろう
福寿草は新春を愛でるめでたい花ではあるが
今年ほど複雑な想いで見たことはない

20数年も昔、友人と雪解けの奥会津を散策し
日当たりの良い土手にこのはなを見つけた喜びと
感激は忘れられない。
あれから20数年、その人たちも、
皆この世の人ではなくなってしまった。


冬の猪苗代(ハンの樹)

| 2010-03-07 17:31:45 | トラックバック(0) | コメント 13 通 |
ハンノ樹
冬の湖岸
猪苗代湖の冬の湖岸はメランコリックながら美しい
暗い湖面に南の方から明るい光が差し、独特の風景をつくる。

特に湖岸に広がるハンノキの風景は好きだ、猪苗代湖の湖畔、長浜の周辺には見事なハンノキの群落が見られる。

ヨーロッパの絵画にも特に16世紀以前の絵画にこのハンノキの風景がよく描かれている。くねった手のように伸びるハンの木の枝先、

中世絵画の暗い画面にハンノキは不気味さを演出する
ものとしてよく用いられている。その姿は妖怪がやどる、恐い顔をした木のイメージに繋がる。

ハンノキの語源は畔(はん)の木、つまり湖畔や」川の河畔に育つ木という事らしい。

会津盆地の古代社会もこのハンノキが多く茂った湿地だったといわれています。開墾がすすむと他の畦に等間隔に残されあるいは植えられて、稲わらを干す木として利用されたらしい、

写真提供(hitatino,tono)