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ギフチョウとの出会い
約束の見学会の日、参加者は総勢7名参加する予定の画家「田中真砂子」さんが急に予定が出来て来れなくなったがいま注目の郷土史家「石田明夫」さんと
替わりに演歌歌手の 真咲よう子さんとプロデュサーの方がかたくりに吸蜜に集まるギフチョウとカタクリの花を見たいと参加することになった。
会津若松の駅で待ち合わせ、そのまま西会津の集合場所に10時に到着、西会津町の山の中の某場所え向かうそこから急斜面の登山道を昇り始める.
雪椿の花やオオバキスミレ、暫くするとイワカガミのピンクの美しい花の群生が私たちを迎えてくれた。
突然登山道の藪の中から蝶が舞い上がりまし。ギフチョウです。どうやらイワカガミやスミレの花に吸蜜に来ているらしい
ギフチョウが産卵する、エチゴカンアオイもあちこちで見かけま。暫くすると岩だけで構成される山肌の尾根沿いにでました。
そのあいだ私たちは何度もギフチョウの蝶道と呼ばれる場所に舞い上がるギフチョウに出会った。
山肌が岩だらけの尾根沿いは、イワカガミの群落が続いていました
ご案内
ギフチョウを見に行く会
このたび、私たちに自然の動植物について色々教えていただいている
佐藤さんのご好意と案内で奥会津のギフチョウを見にゆく事になりました
ご希望の方はぜひご参加ください
日時 5月6日、朝9時 籠太集合
場所 福島県耶麻郡西会津町周辺
定員 6名
受付締め切り 5月1日
申し込み 籠太まで
TEL 0242-32-5380
*長靴、弁当、雨具を持参してください
ザゼンソウの花を見に行って、他にも初めて見た花に出会った。
早春の頃、高原に水芭蕉やザゼンソウと共に
水辺に春を告げる花といわれているリュウキンカです。
考えてみると、お店が忙しいこの時期に高原地帯に出かけることはほとんど機会がなかった。
私たちが訪れたその場所は水辺を好むハンの木が生い茂り人目につきにくく、水はけが悪いために開発の手から逃れてきたのでしょう。
あたりには、そのハンの木の丸い実があちこちに散乱していた。樹下には湧き水があちこちでみられ、佐藤さんはリュウキンカはこんな場所を好むと教えてくれた。
初めて出会った感じがしなかったのは、テレビや本でその姿を何度も見ていたからなのでしょう光沢のある厚手の葉、黄金色に輝く花びらは春の花に相応しいものです。
(写真は携帯のカメラで・・)
先日、植物や生物に詳しい佐藤さんから
ザゼンソウを見に行きませんか?と誘われた。
高山地帯の沼地や湿り気の多い場所で水芭蕉はよく見かけるが、でもザゼンソウは残念ながら見たことがなかった。
約束の日の朝、佐藤さんは山歩きにもう20年以上使用しているというレトロなランドクルーザーに乗って現れた。途中友人のギャラリーへより、いっしょに見に行くことになった友人と合流、案内されて磐梯町のある場所へ向かいました。
道路から山の中の小道を進み、車を止めてそこから暫く歩いて、私たちはハンの木が生い茂る湿地帯と足を踏み込んだ。
そこでぼみの状態の目の前に現れたザゼンソウの群落に暫く声が出なかった。花の語源はその姿が
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見える体といわれています。
しかしザゼンソウは満開の時は姿に似ずひどい悪臭がするといわれています。
同じ仲間の水芭蕉もあの清楚な姿とは裏腹に
鼻をつまみたくなるような悪臭がするといいます。
花粉の媒介をするのがハエというとどんな臭いがするか
想像がつくというものです
私たちは確認できなかったが佐藤さんは
熊の食跡があるといっておりました
熊が冬眠から覚めた跡にこの毒をもつザゼンソウを食べて
体の排毒をするのだそうです
高原の人目につかない湿地
いつまでもこのままでいて欲しいと願うものです
春まだ遠い、会津の高原地帯低地では普段あまり見られない冬だけに登場するものがあります。
大きな広葉樹の上などに寄生するヤドリギです。遠くから見るとまるでぼーるのようなかたまりにみえることがある。
ただ寄生するだけの悪い植物のように思われてきたが
どうもそうではないらしい。森の中で生態系の重要な担い手として存在しているといわれています。
昨年オーストラリアの原生林を歩く機会に恵まれたが
ヤドリギの種類の多さに驚かされました。オーストラリアでは樹上に巣を作る200種以上の鳥はヤドリギに営巣することが知られており、これはオーストラリアに住む鳥の75%以上を占めるまでいわれているそうです。
ヤドリギの量が多い地域はより多様な世界を形成する事から、このような生物間の相互作用は生物の多様性に大きく貢献しているのでしょう。
日本ではこの木には「レンジャク」の仲間が実を求めて集まる。以前知り合いが持ってきたヤドリギには実がついていた。
それが異常な粘着性を帯びていたのが印象的であった
その実のせいなのでしょうか、市内でも時折見かける
レンジャクはよく見ていると糞が糸をたらしたように
見えることがあります。
友人からお城の木の中にも宿木がついていると教えられたことがありますがまだ確認はしていない。