おかみの花日記
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大かめ

| 2005-12-24 17:35:23 | トラックバック(0) | コメント(0) |
おおがめ
大甕
籠太の玄関を飾るこの大甕(おおかめ)
季節の花を活けてお客様をお迎えしてくれる。春先は山桜の花、新緑の枝、夏は虎の尾すすき、など様々なものを活ける。

籠太の玄関で季節の移ろいを演出し,持て成しの心を表現する大切な道具です。驚くかもしれないが、実はこの大かめ、危険物の日に拾ったものだ。世の中には自分に必要なければどんなものでも捨てる人がいる。

最初、間柔のところから塩が噴出していたところを見ると、味噌や漬物などの保存に使用していたものだとおもう。

おもえば様々なものを主人は拾って来る。この甕の下敷きの四角い漆塗りの板も実は拾ったもの、おまけに私たちは人がうらやむくらいのもらい上手、高価でとても買えないような、様々な道具が使われたいとばかりによってくる。


タイワンホトトギス

| 2005-12-05 10:49:16 | トラックバック(0) | コメント(0) |
タイワンホトトギス

お店が居酒屋に変身してもう9ヶ月、ようやくお店の形が落ち着いてきた。数日前初雪が降りはじめ、うっすらと城下も雪化粧。

こんなに寒いのに、毎年最後まで、お店の門の路地に咲いているのがこのタイワンホトトギス。雪の中で凍えそうに咲いている。以前の花日記にも書かせてもらったが、原産地が台湾という、この花のどこにそんな生命力があるのか不思議な気がする。

雪が降っても最後まで咲き続ける名残の花。一時は増えすぎて困り果ててずいぶん間引きをしたりした。しかし2。3年、この路地の個体数が減り始めてきた。その事が気になる、雪が解けたら、別の場所に移植して増やしてみようかと思う・・

鶴ヶ城の紅葉

| 2005-11-07 16:25:37 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
桜の葉
磐梯高原の紅葉が終わりに近づく頃、鶴ヶ城の紅葉は最盛期になる。近頃は日一日と肌寒さが増してゆき。やがて雪がちらつき始める。

お堀の石垣にこびりついているツタ、城内の紅葉、ソメイヨシノの花など、鶴ヶ城は紅色にお化粧するかのよう
懐石料理をしている頃に、この紅葉した葉を求めて何度も足を運んだ事が懐かしい。紅葉した葉は長持ちしなく翌日には変色してしまう。

朝時々お城の中を歩いて通勤してみる。春の桜、新緑の頃、それぞれに美しい。城の森やお堀に集まる様々な野鳥を観察するのも楽しい。

お城の中は季節の移ろいを映して時が過ぎてゆきます。

http://www.hana300.com/



乙和の椿

| 2005-10-18 18:50:46 | トラックバック(0) | コメント 199 通 |
乙和の椿
友人のソリスト石原貴之さんから案内状をいただいた。福島県民創作オペラ「乙和の椿」と書いてある。乙和の椿って何だろう。素朴な疑問から少し調べてみた。

その椿は福島市飯坂町の郊外、医王寺という寺にあるという。又昔源義経の家臣、佐藤継信、忠信の菩提寺であり一族の墓がある。佐藤兄弟は平氏追討にはその側近として大活躍した武将でしたが主君の身代わりとなり非業の死を遂げたといわれています。

その知らせを受けた母、乙和御前が嘆き悲しみ、母の悲しみの情念が、200年の後に植えられた椿にのり移ったという伝説が何時しか言い伝えられているのです。この寺には又、二人の妻たちが亡き夫の鎧、甲冑を身に付けて、あたかも凱旋したかのように見せて、姑を慰めたといわれる伝説も残っています。
記念碑

樹齢800年を越すという椿の巨木はたくさんの蕾はつけてもひとつも花を付けづ落ちてしまうという。

わが子を想う母の思いは変わらない。私の子供たちも大きくなり様々な悩みや困難を抱えて人生を歩んでいる。しかし親ができることは見守ることでしかない。わが子の死を嘆き悲しむ、乙和御前の情念が痛いほど心に沁みる。

何時の時代も変わらない、親子の情をこの巨木の椿は受け止めてきたのでしょうか。
*この写真は福島市在住の大野様よりお借りいたしました。
http://www10.ocn.ne.jp/~space84/


シュウカイドウ

| 2005-10-15 21:02:02 | トラックバック(0) | コメント(0) |
シュウカイドウ

夏の終わりに
私のお店で数年前に移植したシュウカイドウが咲き始めた。ピンクの花が愛らしくこのはなもお気に入りのひとつ。

花からは私は小さな女の子を連想させる。お店では、面倒見がよくないせいかなかなか増えてくれない。毎朝ガーデニングにいそしむお隣の家の前には、間引きをしたくなるほど咲いている。

このはなは江戸時代のはじめごろ中国から渡来したベコニアの仲間だという。もともとベコニアは暑い地方の花、雪の季節長い東北でも、冬越しができるベコニアはこのシュウカイドウだけだという。

さいきん雄花と雌花があることを知った。お店のカウンター近くの柱に長い竹花入れを下げて活けておいたら花が一輪づつ散ってゆく、水も替えないで一週間以上咲いてくれた。