おかみの花日記
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アケボノソウ

| 2006-09-04 08:41:33 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
あけぼのそう
久しぶりに自宅でゆっくりしていると、アルバムが壊れているのに気づいた。

何年も閉じたままでいた玉手箱のようなアルバムは、昔の想い出が詰まっていた。小さな丸坊主の子供達と草原の上でたわむれる私。

あの頃、その草原から見える猪苗代湖や青い空を流れる雲を子供達と眺めながら、永遠ににこのままで居たいと願ったのを想い出す。

その草原にはアケボノ草の不思議な花がたくさん咲いていた。まだ会津若松にお店を構えない頃の磐梯山麓、季節は秋の少し前、今頃のような気がする。

そこには何年かして大きなリゾートホテルが建ち、アケボノ草が咲いていた草原はゴルフ場に変身してしまった。

ここを通るたびに懐かしさに涙が出てくる。時代が変るのが悲しいのか、時の流れのはかなさが悲しいのか、涙の理由がよくわからない、花には様々な想い出がある


えびね

| 2006-05-14 15:14:05 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
ebine

もう十数年も前になるでしょうか。主人の弟さんの自宅からエビネをいただいた。お店の前の路地に移植して、毎年5月の中ごろには花を咲かしてくれる。

白と少し黄色が買った2種類のエビネがある。残念ながら私たちは野生のエビネは見た事がない、蘭科のほかの花はお目にかかれても、エビネにはまだ出会えない。

愛好家も多く、乱獲により、絶滅危惧種にも指定されてもいる。その改良された変種たるや相当な数にのぼるという。

しかし移植されて増えた花は、あちこちのお宅で拝見する。この花は茶花としていけようとすると、これが中々気難しい。まず活ける花器が問題になる。

つる首のようなものだとストンと花が落ち込んでしまいかねない。又葉と花を根元からざっくり切らないと形にならなくこれがしのびない。どういうわけか竹や葡萄の弦などで編んだ籠にもいまいちなじまない。

正直苦手な花のひとつだ。花が浮いてしまうと言う表現が妥当なのしょうかこのように自然の咲き姿が見事でも
活けるとなると難しい花が結構あるものです。

おにしもつけ

| 2005-09-03 14:37:57 | トラックバック(0) | コメント 312 通 |
おにしもつけ
秋田駒では時々低地のものと同種かなという植物にもであった。そのひとつがこのオニシモツケ、会津でも東山温泉の奥の沢沿いや少し標高の高い沢地でよく見かけていた。

でもこんな高いところで見かけるとは夢にも思わなかった。後で秋田駒のガイドブックをみたら同じ種類だという。夏は白い花がいい。

まるばなしもつけ





これもしもつけの仲間、まるばなしもつけ。名前のとおり葉が丸い、これは低地では見たことがない。

みちすがら

| 2005-08-25 09:26:00 | トラックバック(0) | コメント 202 通 |
おおばきすみれ

尾根沿いのハクサンシャクナゲの群落がしばらく続く。そのあでやかな花の下に、時折こんなかわいい花を見つける。

オオバキスミレという大型のスミレの仲間です。あまりに花の形が大きいので最初スミレとは思わなかった。
花の解説書によれば、変種がとても多く、見分けるのになかなか難しい花のようです。

今回の秋田駒では撮りそこねた花の写真も多く、次回行くときは、十分に下調べをしてから行くことにしたいと思います。


はくさんしゃくなげ

| 2005-08-24 06:39:32 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
はくさんしゃくなげ

沢の陽だまりで昼食を頂いたあと、私たちは再び反対側の崖を登り始める。

細い登山道の道すがら、サンカヨウの中に混じるようにシラネアオイの花が咲いているのが見えた。野生のシラネアオイは見るのがはじめてでした。急勾配の沢沿いの登山道が過ぎると、やがて尾根沿いの縦走が始まった。

夕べ「山の詩」のご主人が話されていたとおり、この辺りからハクサンシャクナゲの群落が続く。ピンクのあでやかな花である。昔本格的な登山をしていた私であるがどうも記憶にない。その頃は花に関心がなかったのかもしれない。

サンカヨウ

| 2005-08-21 08:38:24 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
さんかよう
焼山を過ぎると下り勾配が始まる。足場が火山灰の黒い砂礫で歩きにくく、しばらくするとこんどは雨で堀下がってしまった深い登山道を下り始める。視界がきかな位深いこの道は、昨日はおそらく川のようになっていたのではないだろうか・・

あの悪天候の中かなりの人が登頂したというがここをどうして降りたのでしょうか、そんな事を考えながら、急な勾配をどんどん降りていった。しばらくすると私たちは沢に出た。

深い沢は風もなくお天気もよくなり、私たちはここでお弁当をいただくことにした。夕べ宿泊した宿「山の詩」の奥様が作ってくれた赤米のおにぎりがとても美味しかった。ふと気がつくと沢からサンカヨウの花が咲いているのが見えた。

にっこうきすげの群落

| 2005-08-18 07:58:39 | トラックバック(0) | コメント 2 通 |
お花畑
そうそう忘れるところでした。阿弥陀池から横岳にいたる前にこんな光景が私たちの前に広がってきたのです。

田沢湖が見渡せる斜面に広がる
ニッコウキスゲの大群落です。私たちはこの群落を突き抜ける木道を歩いて阿弥陀池まで来きました。この斜面を冷たい風が吹きぬけてゆき、この秋田駒でもっとも気候が安定しない場所だというのもすぐわかりました。

しかしこの不安定な気候こそが、このお花畑を守ってきたのだという。前後してしまいましたが、どうしても書きたかったので写真と共に掲載してみます。

片倉岳頂上にて記念撮影

| 2005-08-17 09:38:15 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
頂上
ようやく頂上に着いたので横浜から来たという女性にここで記念写真を撮ってもらいました。

おもえば花の名山、秋田駒ヶ岳に来るのは長い間の夢でした。昨年は家族に不幸があり断念したり、様々な事情でそのたびに断念した。あまりにも多忙で様々な困難が続き、もう来れないのかもしれないと半ばあきらめていた。

秋田駒が岳のお花畑を見てみたい、コマクサを見てみたいと願っていたが、体調を気にしながらも、思い切って来てみてよかったと本当に思いました。

コマクサ

| 2005-08-09 16:07:36 | トラックバック(0) | コメント 2 通 |
こまくさ
横岳の急な斜面を這い蹲るように登ると、頂上から見える景色は
反対がわが険しい火山の外輪山のようになっていた。

途中、今回の目的のコマクサに間もなく出会えると聞いていた。ここからコマクサが見れる焼森という瓦礫の砂地まで風が強く吹き飛ばされそうになりながら歩く。

やがて一番風の強いところに念願のコマクサが群生していた。大きな声で「あった!」といい、瓦礫の砂地に這いつくばって写真を撮った、コマクサは風に激しくゆられてなかなか写真が取れない

 
 

みやまりんどう

| 2005-08-06 08:37:05 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
みやまりんどう

阿弥陀池の辺りから浄土平という平らな平地に出た辺りには,盛りを過ぎて白いひげのような種子をつけたチングルマの群生が続く。

池に沿い木道が整備されている。やがて目前に駒ケ岳避難小屋が見えてきた。私たちはその池のほとりで、なんともかわいらしいリンドウの仲間の花を見つけた。
ミヤマリンドウの花である。環境が風が強いせいか背丈が小さく花も一輪しかなかった。

写真を撮ったりしていると、あたりに冷たい風が吹き始め、気温がどんどん下がってきた。夕べ宿泊した「ロッジ山の詩」の主人は山岳レンジャーをしてこの周辺の山の自然を守っていらっしゃるが、どうして秋田駒が岳は花が多いのかと訊ねると、太平洋側からのやませをまともに遮る、変わりやすい天候とこの山の地形にあると話してれた。


阿弥陀池の周辺は、軽装の私たちに、夏だというのにこんなに冷たい風が吹くのかと改めて思い知らされた。

山小屋の影で休憩をした後天気がよくなるのを待ち、すぐ近くの横岳山頂を目指し歩き始める。20分ぐらいだと言うがかなりきつい登りとなる

べにばないちご

| 2005-08-03 18:05:25 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
べにばないちご
片倉岳の道すがら、やたらとベニバナイチゴの花が目立つようになった。
そこから阿弥陀池まではゆるやかな勾配が続き、途中の平原辺りにはコバイケイソウの白い群落やニッコウキスゲなどの群落が続く。やがて盛りを過ぎてしまったチングルマの群落の平原を歩いた。お天気は雨になるのではないかと思うくらい気温が下がり始めて来た。

しばらくすると遠くに阿弥陀池が見えてきた。近づいてみると池とはいっても水溜りのような浅い池のようであった。

こばいけいそう

私たちの前にいた宇都宮から来た女性は、毎年秋田駒ケ岳に来るらしく、こんなにがこばいけいそうが咲いているのは数年ぶりだと言っていた。高山は地力がなく
毎年は咲かないのだと教えてくれた。

おのえらん




しばらく歩くと、道すがらこんなかわいい花を見つけた。後で画像を調べたら、オノエランという日本固有の蘭なのだという。



いわかがみ

| 2005-08-01 08:39:42 | トラックバック(0) | コメント 2 通 |
いわかがみ
しばらく登ると岩陰にイワカガミを見つけた。
盛りは過ぎているらしく、周囲にはタニウツギやムシカリ、ナナカマドが茂っている。

バスに乗って気がついていたが、登山をしているのはほとんどが中高年の方々であった。先になり後になりお話をしていると、遠く宇都宮や神戸から来ている方も何度もこの花の山に登っているという。

わからない花の名前を聞きながら、やがて片倉岳展望台が見えてきた。花の名前を聞いた人に写真を撮っていただいた。
ここからは、乳頭山をはじめとする南八幡平の山々が遠望でき、そして鏡のように輝く田沢湖が見えた。この辺りから風が強くなり始めてきた。

※写真提供
野生植物図鑑
http://www.wildplants.sakura.ne.jp/index.htm

はくさんちどり

| 2005-07-31 11:08:51 | トラックバック(0) | コメント 201 通 |
はくさんちどり
私たちは片倉岳展望台を目指して山を登り始めた。
山を登り始めると、ガクウラジロヨウラクの樹下にすぐに目に付いたのは、このハクサンチドリの花でした。花は盛りを過ぎていたようでしたが、それでも沢沿いのあちこちにまだ多数見かけることができた。出発するまえに医者には登山をするのかと呆れられたが、花を見ながらゆっくり登れば何とかなるとおもっていた。
昨日は山の天気大荒れ、怪しいので登山をあきらめたが正解だったようです。暴雨風のような中で連休の最後の日はすごい人だかりだったという。
今日は快晴、私たちはついていると思った。

秋田駒最初の花

| 2005-07-31 00:17:17 | トラックバック(0) | コメント 2 通 |
ようらく
私たちが田沢スキー場の宿から、バスの駐車場が在るかもしか駐車場まで車で向かった。数分でスキー客のための駐車場であるかもしか駐車場についた。
そこからは車の乗り入れ規制があり、八合目までバスで行かねばならない。驚いたことにバスは30分おきに出ていた。程なくバスが現れ、私たちはゴトゴトバスに揺られながら八合目まで行った。そこから往復4時間急な山道を登ることになる。
駐車場からすぐの場所で最初に出会った花がガクウラジロヨウラクの花だった。葉の形からツツジの仲間であることはすぐにわかった。それにしてもなんと美しいうす桃色の花なのかと溜め息が出てしまう。
瓔珞(ヨウラク)とは仏像の首ににかける珠玉の装飾品だという。

再開

| 2005-07-30 11:12:30 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
あじさい

懐石料理のお店を閉じてしばらく花日記を休ませていただきました。閉店、そして新たに開店、短期間に二つのお店を閉じ新たに新しい籠太を新装開店、この半年めまぐるしく過ぎてしまいました。この間少し体調も不調になり、入院も体験しました。
お店は夜だけの営業になりましたがさまざまなことを考えますと、これでよかったと思う今日この頃です。
新装開店以来の忙しい時間の合間に、主人とともにこの前秋田駒が岳に出かけてきました。数年ぶりの二人の旅行です。前日は天気が悪く、仕方なく角館を散策、新婚旅行以来の訪問です。雨の武家屋敷の町並みもとても素敵でした。夏休みも始まったせいか大勢の人がいましたが、武家屋敷に咲くいろんなアジサイが印象的でした。20年ぶりの訪れた角館は美しく環境整備がされて、こうも変わるものなのですね。