おかみの花日記
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ツリガネニンジン

| 2006-08-30 08:57:59 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
ツリガネニンジン

8月も末頃の会津は盆地の山際が早朝霧に覆われる事が多くなる。この深い霧が原因で会津盆地の真ん中の高速道路で数年前、大きな玉突き事故がありました。


秋の朝早くの花摘みは深い霧の中で、さ迷うかように歩き回る。見通しが悪い霧の中、目当ての花を見つけた時の喜びは、まるで光明を見出したかのような喜びです。

今日の収穫は、ススキ、ハギ、フジバカマ、ツリガネニンジン、ワレモコウ、ヤナギタンポポ、ノコンギク、それに名残のヌマトラノオというとこでしょうか。

ツリガネニンジンはそのなかでもとても可愛らしく、好きな花なのですが、ただこのはなは困った事がひとつ在る。それは採集するときに切り口から臭ってくるあの臭い・・

サツマイモのような、何か澱粉質の強烈な匂いが帰宅する車の中に充満する。友人はいい匂いだと言いますが私はこの臭いはとても苦手。

お部屋の飾りますとしばらくすると臭いは消えてくれますが、もしかしたら私の鼻が慣れてしまったのか、どうかはどうも自信がない・・

みやまほととぎす

| 2004-09-21 17:41:00 | トラックバック(0) | コメント 258 通 |
この時期うらぎることなく、里山ある場所にやまほととぎすの花が咲く。地元の農家の里人も気付かないような杉林の傍らに、目立たく密やかに咲いている、それも群落をなして・・ 。日当たりの悪い場所が好きなのか、辺りは薄暗い。この花のつぼみはとてもかわいい。毛糸の帽子をかぶったかわいいあかちゃんを連想させる。数年前に私のお店の路地にも移植したら、毎年花を咲かせてくれる。しかし、かわいそうにこのほととぎすの葉は、余程美味しいのだろうか。決まって毛虫の標的になる。近くに咲いている「台湾ほととぎす」はほとんど食べられないのに。気付かずにいると葉がいつのまにかぼろぼろになっていることさえある。

萩の花

| 2004-09-01 17:40:00 | トラックバック(0) | コメント(0) |
お盆も過ぎると会津は急に秋めいてくる。私たちよく花を採取する背あぶり山にも秋の風が吹き始める。この頃になるともうすっかり秋の花がこの高原を彩っている。萩、おみなえし、われもこう、りんどう、ふじばかま、特に萩の花は満開の時期になる。ここからの展望は360°のパノラマ、北東に磐梯山、北に飯豊連邦、東に猪苗代湖、西に会津盆地晴れた日などは本当に美しい。戦国末期ここを訪れた太閤秀吉はこの景色を眺めたと言われています。

露草

| 2004-08-21 17:40:00 | トラックバック(0) | コメント 230 通 |
わが家の小さな菜園では、除草の対象でしかなかったこの花が、草木染めに使用したと聞いて少し驚いた。「縹(はなだ)」いろという、毎日眺めている、夏空の色に近い青なのではなかろうか。そういえば幼い頃に、いたずらに白いはんかちを青に染めて遊んだような気もする。また、昔絵師たちが下絵を描くときに、この薄い縹(はなだ)色を使用したともいいます。昔の「延喜式」に記載される青は十数種類とか、いや青とは言わないのかもしれない、きっと「藍」だとおもう。以前食前酒にこの露草の花酒を出したことがある。作り方は花を集めホワイトリカーに投げ入れ色を出す、氷に少しのガムシロップをいれてこの紺色の焼酎をワイングラスのそこにいれる、。藍色というよりも、薄い空色の食前酒をお客様に提供して喜ばれた。

*延喜式・・・宮中関係の様々な行事や法式にかんする書物

河原の小鳥

| 2004-08-01 17:39:00 | トラックバック(0) | コメント 2 通 |

夏の高原の河原

夏の河原には様々な小鳥たちをみかける。きせきれい、たひばり、はくせきれい、せぐろセキレイ、それぞれにゴツゴツした岩や石の上を飛び回り、川虫や昆虫などの餌をさがしている。よくみると縄張りが重複するのだろうか、追い回したり追われたりしていることがある。是が最初遊んでいるかのように見えたが熾烈な縄張り争いだという。今年のように猛暑の夏、川に出かけて輝く川面に小鳥を眺めていると、子供の頃を想いだす。川柳、広がる水田、わき上がる入道雲、魚取りの子供たちの歓声、風に揺れるナデシコの花、昼を知らせるサイレンの音、砂埃を興しながら走るバス、きらきらと輝く川面に何もかも過ぎていった影を映してゆきます。

ぬまとらのお

| 2004-07-21 17:39:00 | トラックバック(0) | コメント(0) |
虎の尾にこんな姿のいいものがあると、喜んで山から採集してきた。でもなんだかいつもと様子が違う、そう気づいたのは去年の夏。磐梯山麓の休耕田に群生していた。もしかしたらという疑問が気になり。茶花の本をみて調べてみたらやはり異なる種類だと納得した。こんな思い違いも多い。それにしても虎の尾のように花が垂れず、天に向い咲く姿は凛々しく美しい。早朝まだ朝霧の中で立ちつくすその姿はどこか憂いをおびてさえいる。無理かもしれぬと思いながらも、我が家の大きな鉢に刺し芽と移植をしてみた。早朝山行きがつらいと思いながらも時々思わぬ花に出会う。山に向かう楽しみはこんなことがあるからうれしい。

いおうそう

| 2004-07-01 17:39:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
会津の高原の夏は足早にすぎてゆく。磐梯山麓の目立たない休耕田近くの湿地に、この花が咲いていた。咲き姿が見事で、何で今まで何で出会うことがなかったかと思ったら、絶滅危惧種とのこと。後で知らなかったとはいえ、心が痛んだ。見事な立ち姿に、床の間に初夏の野草を数種添えながら、主役をしていただいた。調べてみたら、この花、俗名に「くされだま」とあまりありがたくない名を持つ。「くされだま」とはなんともかわいそう。