おかみの花日記
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| 2002-12-20 17:20:00 | トラックバック(0) | コメント(0) |
江戸時代。 歳の瀬も押し迫る師走の会津の城下町には越後からの鰊売りの娘の声が響いたといわれています。 会津の人にとって、昔から鰊は冬を乗り越えるための重要な蛋白源として人々に重宝されてきました。 今の城下ではすっかり見られなくなりましたが、昔は熱いご飯と塩を間に挟み山椒の葉で漬けた鰊の寿し漬けをたくさん作ったと聞きます。 この料理も城下ではすっかり見られなくなりました。 そのほかにも鰊は様々なことに利用され、根菜類と煮物にしたり、あるいは単独で味噌煮物にしたり、そして年の暮れは何よりも鰊の昆布巻きを作るのが会津の家庭の大切な年中行事でもあった。雪のちらつく今頃は、母や妹と昆布巻きを作った小さい頃を懐かしみます。

雪の裏磐梯

| 2002-12-01 17:19:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
今年は紅葉が終わらないうちに雪が降ってしまった。先日、東京のお客さんから裏磐梯の写真がメールで送られてきた。紅葉の上に積もった雪が幻想的なほど美しい写真だった。そうなると居ても立ってもいられず、気になり休みの日に車で出かけてみました。その日はお天気にも恵まれたせいか、誰も居ないスカイブルーの湖面がこの世のものとは思えない美しさに輝いていました。冬の裏磐梯又美しい会津を見つけた。

ななかまど

| 2002-11-19 17:19:00 | トラックバック(0) | コメント 327 通 |
澄んだ秋の青空に深紅のななかまどはとても良く似合う。会津の磐梯高原の山岳道路沿いに良く見かけます。今年は10月の末に突然の雪にみまわれた。なぜかこの木の実のことが気にかかった。深紅の木の実は、雪にもよく似合うかもしれないとか様々なことを考えていた。果実酒にすると独特の香りがあるがまだお店では出したことが無い、生命力が強いのでしょうか、最近は国道の街路樹や公園の植栽でも良く見かける。

ガマズミ

| 2002-11-01 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 3 通 |
秋の里山の田んぼや畦道、雑木林の傍にこの花は普通に見かける。秋には赤い甘酸っぱい実をたくさん付ける、私たちはこの赤い実を食前酒に利用します、秋の陽だまりの中赤い実を収穫し実だけを洗いクエン酸を入れた水溶液につけておきますと、2、3日で液全体が赤く染まります、実を濾して砂糖を加え加熱してシロップ状にしておき、これを呈供するときにアルコールと炭酸で割り小さなグラスに盛る、グラスの向うに秋がピンクに染まります。毎年、秋にこの実を採集するのも大切な年中行事です。

菊芋

| 2002-10-20 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 217 通 |
秋になると私のお店の裏側に小さな空き地がありこの花が咲く、この花の根の所に出来る芋の漬物を飛騨の高山ではじめてみた。散歩しながら川沿いの朝市を見学していましたら、様々な土地の漬物や野菜、日用雑貨が売られ中に、不思議な生姜のような漬物に気がつきました。売っているお婆さんに「是はなんですか」と聞いたら、確か一斗芋だと答えてくれました。カリカリとした美味しい味噌漬けだった。この芋は会津ではあまり食べない、しかししばらくして辺りを見回すと川の土手やら空き地にたくさん咲いているではありませんか。霜が降る頃、毎年のようにこの芋を掘り漬物にするのがお店の年中行事です。

女郎花

| 2002-10-01 17:18:00 | トラックバック(0) | コメント 1 通 |
私の気のせいなのでしょうか、野の花の中には低地でだんだん少なくなる花があるような気がする。近頃はかなり標高が高いところまでいかないとこの女郎花にお目にかかれない、黄色くひょうきんな花は、低地の里山では見かけることがほとんど出来なくなってきました。私が小さかった頃は女郎花も、もっと身近にあったような気がしている。地球環境の変化はこのように身近な花の植物相にも影響を与えているのでしょうか。