おかみの花日記
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福寿草

| 2001-03-21 16:52:00 | トラックバック(0) | コメント 4 通 |
雪どけの頃が好き、藤原家隆の古今和歌集の中にある歌に「花のみ祭らん人にみせばや、山里の雪間の春を」と言う詠草があります。現代風にいえば、満開に咲く花の春も良いけれど、山里の雪間に咲く春の方が本当の春のような気がする。というところでしょうか。
千利休がお弟子さんに茶の湯の心を尋ねられたときに、この家隆の歌を示されたと伺ったことがあります。南会津の里に雪どけの頃訪ねて見ますと、日当たりの良い土手などに福寿草の花の群生を見かけることがあります。昨年も下郷町の大内部落近くの旧街道で、石仏の傍らに咲く福寿草の群生地を見つけました。春の日にきらきら輝くその花の姿は、長い冬の終わりを祝福するかのようです。この花は残念ながら持ち帰るのはとてもためらうのです。おまけに家の中に入れると、悲しい事に萎んでしまいます。やはり福寿草は山里にあるべきなのかもしれない・・・

日本一の福寿草群生地、福寿草祭りがおこなわれます 場所 福島県耶麻郡山都町沼の平地内

期間 3月25日~4月8日まで

主催 山都町商工会 詳しくは
http://www.akina.ne.jp/~yamatosk
TEL 0241-38-2254

彼岸獅子

| 2001-03-10 16:52:00 | トラックバック(0) | コメント 5 通 |
会津の里も春彼岸までは天気も荒れますが、彼岸に入ると急に春めいてまいります。
 城下町の何処からともなく春を告げる軽やかな笛や太鼓の音が響き渡りますのは、会津に古くから伝わる伝統芸能会津彼岸獅子の笛や太鼓の音色です、この笛や太鼓の音が聞こえますと春が来たんだといつも思います。
 郊外の集落から数組の獅子団が城下へ入り、各家々を巡り彼岸に帰る先祖の霊を供養する為、笛や太鼓の音曲に合わせ舞を舞います。
 江戸時代、城下の人々がこの彼岸獅に対しての入れ込みようは、それは大変なものが有ったらしいのです。
 今のJリーグのサポーター宜しく、朝から晩までついてあるったり、仕事も手につかないばかりか、夫婦でもその時期は、ひいきの獅子に熱を入れるあまり、口を利かなくなるなんてこともあったようであります。
 彼岸獅子が訪れる頃は、笛や太鼓の音色と競うかのように、うぐいすが御城下を訪れ“ホ~ホケキョ”となきながら春を告げてくれます。

流し雛

| 2001-02-15 16:51:00 | トラックバック(0) | コメント 200 通 |
奥会津、三島町にいつ頃から在るのかはさだかでないが、不思議な流し雛の風習があります。
それも高清水地区だけある不思議な風習です、この山里の村人は3月3日の日に、紙で自分の家にいる女性の数だけお雛様をつくり災厄をその雛に託して翌日のあさそれを川に流す、村人の言い伝えによると紙雛は流れ流れて紀州の淡島神社までながれてゆき、災厄を移されたお雛様はこの島で浄化するというのである。
奥会津の山里にはこのような美しい伝説や伝統がいきずいている。今年も、この春まだ遅い山里に流し雛の季節が巡ってきます。
詳しくは下記まで

三島町商工会 TEL 0241-52-2430
URL http://kpc.kyoritsu.co.jp/Okuaizu-no-shoku/

奥会津書房 TEL 0241-52-3580

かわがらす

| 2001-02-03 16:39:00 | トラックバック(0) | コメント(0) |
今年の雪は何でしょうか、雪の少ない年がしばらく続いたと思ったら今までの仕返しをするかのように雪が降ります、まとめて何年分も積もったかのよう。
私の住まいはお城の南側、湯川のほとりにあります。歩いたほうが早いので、雪の多い日などは歩いてお店に向かいます。今日は橋の上から川面に目を移したら、流れの石の上に「かわがらす」を見つけました。ムクドリぐらいの真っ黒な鳥が石の上からドボンと冷たい水の中に入り、しばらくすると又石の上にいます。同じ動作を何度も繰り返す様は何ともユーモラス思わず笑ってしまいます。「おーい風邪ひくなよ、」なんて思いながらお店に向かいました。