おかみの花日記

だんごさし

| 2004-01-21 17:34:00 | トラックバック(0) |
お正月も過ぎるころ、城下の様々なお店に団子さしの木が並べられ売られるようになる。地方により様々なだんご刺しがあるが、会津は昔からお米の粉に赤や緑の色をつけて水の木の枝に刺した。麩の焼きのせんべいでつくられたカラフルな、恵比須大黒や鯛、打での小槌、米俵なども共に提げたものでした。幼い頃はこの団子さしは何よりも愉しみだった。おばあちゃんがこねる団子を飽かずに眺めていたのを思い出す。私もかじかんだてでお団子をこねて赤や緑の色をつけ、それを茹であげてまだ熱いうちに水の木の枝だに刺したものです。外はいつもしんしんと降る雪の世界でした。

初音

| 2004-01-01 17:34:00 | トラックバック(0) |
あけましておめでとうございます。
昔、会津の城下では元旦の早朝暗いうちから、初音売りがうぐいすの鳴き声を真似て売りあるきました。江戸時代はもっぱら下級武士達のアルバイトといわれています、しんしんと降る雪の中に、初音売りが吹き鳴らす「ほ~ほけきょ!」という音色が吸い込まれてゆく、そんな新年の情景が目に浮かぶようです。今では見られなくなった雪国の城下町らしい美しい伝統です。この初音、現代は十日市という新年の初市で売られています。私のお店ではお正月に、箸置きにこの初音を使用致します。やがてお酒が回るころ、客席からはお客さまが吹き鳴らす初音が聞こえてきます。