おかみの花日記

うぐいす

| 2003-03-21 17:25:00 | トラックバック(0) |
お彼岸の頃、きまってウグイスが城下の町中で鳴き始める。遠くで彼岸獅子の笛や太鼓の音色と競うかのように、その鳴き声はお部屋の客席まで聞こえてきます。会津は季節の四季の変化がはっきりしている。野の花や鳥の声は移りゆく季節に彩りを添えて時が移ります。この土地に生きてきた私の暮らし、会津に生きてきた喜びを、春は里山の雪解け水の冷たさに感じたり、次々と咲き競う野の花に感じて今日も私の時間が過ぎてゆきます。

まんさくの花

| 2003-03-01 17:24:00 | トラックバック(0) |
まだ雪がある会津の里山の雑木林に、この花は一番先に咲く、目立たない黄色の色紙を切ったような花は、雑木林に日が刺すと、花がきらきら光るように見える。この花の名は、「まず咲く」からだという説と、また枝いっぱいに花が咲くから「豊年満作」からきているともいわれております。古来より、春一番に咲くまんさくの花に、凶作に絶えず脅えながら生き抜いた人々が、まだ雪の溶け切らぬ林の咲くこの花へ、豊作への祈りを込めて名付けたのかもしれない。