おかみの花日記

歳の神

| 2003-01-15 17:23:00 | トラックバック(0) |
奥会津の昭和村の小さな集落の歳の神を見たのは何年前でしょうか。集落の人々がさまざまなお札やわら縄を持ち寄り、前日から大きな歳の神を作る。当日夕闇に紛れひとびとが集落入り口の小高い丘の上にある道祖神にお参りをする。その幻想的な光景は今も忘れられない。やがて歳の神に火が付けられ、炎が里人の顔を照らすと、村人は競うようにその火で菱形に切られたおもちを焼いていた。黒こげのおもちを食べると風邪を引かないといわれてたべてみた。時が流れ、久しぶりにこの集落の歳の神をみたいと思った。何もかもがこの炎のように揺らぎ、そして過ぎていった長い時間を私は見つめていました。

精進料理

| 2003-01-01 17:22:00 | トラックバック(0) |
私のお店は奥会津の小さな町の柳津町虚空蔵尊園蔵寺の精進料理を毎年お手伝いさせていただいている。料理は毎年お寺の菜園でとれた野菜や筍、椎茸などを使用して作る。もう20年以上も続く年中行事です。お出しも、昆布や椎茸、大豆などから取り料理をつくります。年の初めに道元様の典座教訓の言葉をかみしめながら、その心を確認する大事な時間です。毎年正月の二日には胡麻豆腐を練り、火のけない調理場で身も心も引き締まる仕込みが続きます。