おかみの花日記

アヅマイチゲ

| 2002-03-22 17:06:00 | トラックバック(0) |
雪解けの会津の里山で日当たりのよい場所に一番に顔を出すのはアヅマイチゲ、よほど太陽の日を待ちわびたのか、採って来て花入れにいけても花を閉じてしまう、咲き誇る桜を愛でる人はいても、雑木林の片隅に咲くアズマシイチゲの花を愛でる人はいない、千利休はこのような花に教えられる春を本当の春だと弟子たちに語った、雪解け頃会津においでになるのであれば車を止めて道路の傍らにこの花を探して見てください。

孫三郎

| 2002-03-04 17:06:00 | トラックバック(0) |
尾瀬に近い桧枝岐の春は遅い、雪解けが始まる頃、春一番に雪の中からふきのとうが顔を出す。ふきのとうに特別の愛着を感じるからか、それとも長い冬から解放してくれる花に、特別な想いと物語りがあるのだろうか。雪深い里の人々は、ふきのとうに孫三郎という人の名前を付けて愛称を込めて呼んでいる。縁が有り桧扇と云う民宿に泊まることがあった。民宿の裏には「燧の湯」という共同浴場が有る。ここの露天風呂がまたすてき。大きな露天風呂に心ゆくまで浸りながら、何でそう呼ぶのか想像を巡らす。その後に食事の時に頂いた孫三郎の酢の物は美味しかった、なつかしさからか、心の琴線に触れるような静かな感動を覚える。命に染渡るような気がした。