| 01.親父の「ぼやき」 07月25日 16:33 |

- 選択肢

null

先日、あの居酒屋研究家の太田和彦さんが来店してくれた
何かの取材らしいのだが、飲みながらいろいろメモをしていた。

この店は、どういうわけか有名人がたくさんお客様としていらっしゃるが
私どもからサインを求めたことは一度もない。

でもこの方は別だ、経済効果があまりにも大きく、筆舌に尽くせないほど感謝している
大田さんだけはこちらからお願いしてサインを頂いた。
太田さんのサインはカウンターの隅にところに飾ってある。

その太田さんがカウンターに着くなり「ビールが美味しいね」
といってくれた。また、こんなこともあった、以前音楽関係の集まりで宴会をしてくれたお客様のなかに
部屋で飲んだビールの美味しさが忘れられず、暑い中を駅前から「あのビールが飲みたい」
とおもって歩いてきたと話していた。・・

ビールはサーバーの洗浄とジョッキの洗浄を如何に徹底するかで決まる。
市内に数年前にチェーン店が大挙して出店してきた。みんな「飲み放題」を武器に集客合戦が始まった
あわてた地元の飲食店は右倣えとばかりに飲み放題を始める。

でも俺はどうしてもこの土俵になじめなかった。様々に考えた果てに、
考えがお店の質を高めようという方向に向かった。
今思うにほかに選択肢がなかったのだ。

きれいな環境、安全で美味しい料理、美味しいビール、
厳選されたお酒を愛情をこめて提供してゆこうと願った。

次々と同業者が閉店してゆくなかで、少なくとも10年は生き延びた
大田さんにこう言った。「ほかに選択肢がなかったんです」と・・



トラックバック

Trackback URL

コメントを書き込む

このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。