| 01.親父の「ぼやき」 11月27日 12:11 |

- こんな事を思い出した

飯豊連邦
昔の話
昔母親の実家の開拓集落にこんな話が伝わっていた 
戊辰戦争の最中、会津藩は城下の武家屋敷や民家に火を放った。

ある朝、ある男がまだ焼け跡のくすぶるなかで赤ん坊を見つけた。不憫に思った男は赤子を家に連れてかえる

男は妻がいたが子供に恵まれなかったのでわが子を授かったとおもい大切に育てた。少し言葉を覚えるのが遅いのが気になったが子供はすくすくと大きくなった。

でもこの子は少し知恵遅れである事が次第にわかってくるやがて成人をになり、体も大きくなったが困ったことがあった。

性に目覚めたのである、特に春になると「オトウ、俺嫁っこがほしい」と駄々をこねた。

するとするとオトウはいつもこう答えた、「まっていろ。今にあの飯豊山の雪が溶けたら嫁っこもらってやっから」

春が過ぎ夏がくる頃になると、そんな事は言わなくなるのだが翌年も春が来ると同じことを繰り返して言う。

「オトウ、俺嫁っこ欲しい」するとオトウは同じことを言って子供をなだめた。

やがて子供も40をすぎオトウも80を超えていた。春になるとやはり同じことをいい駄々をこねた。万年雪の飯豊連邦は雪が消えることはなかった。

その飯豊連邦に夏雪が消えるようになった、地球温暖化が万年雪を消したのである。

夏、雪のない飯豊連邦を見るたびにこの話を思い出す。
いつ聞いたのかも定かでない・・・



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