| 01.親父の「ぼやき」 01月02日 09:55 |

- 新年にあたり

あんどん
新年明けましておめでとうございます。

昨年は皆様に大変お世話になりました。おかげさまで移転5周年に入ろうとしております。

世の中は正に何が起きても不思議ではない時代だという感じがしました。そんな環境変化の激しい時代、ここ数年常に向き合うことがあります。

この業界に身をおくようになりまして、最近つくづく思うことがあります。それは経営の目的が何なのかという自分自身に対する問いです。

以前にも増して、多くの常連のようなお客様が遠くから宿を取ってご来店いただきます。どの位いらっしゃるのか見当が付きませんがあきらかに宿代を払い、年に何度か多くの方にご来店いただているのです。

この方々の何が出来るのか、そのためにはお料理やお酒やサービスはどうあるべきなのか、自分自身への問いが続きます。

都会の雑踏で疲れたとき、ああ、会津のあの店にまた行ってみたいあのカウンターで親父さんや女将さんの顔をみながら酒を飲んでみたい、そんな事を思い起こさせるようなお店になりたいと、心から願うようになりました。

先日も毎年ご夫婦で見えられたお客様が今年、ご主人がひとりで見えられました。あれ?今日はお一人ですかと聞きましたら。家内は昨年亡くなりましたとのことでした。

以前にも同じようなことを何度か経験しておりました。
暫く姿を見ないなと思ったらこういうことだったのかと、
あとで悪いことを言ってしまったかなと思っておりました。

「でもこの店は家内と何度も通った私たちの想い出が詰まった大切な場所なのです」、といわれ言葉が詰まりました。

毎日のようにカウンターの内側から様々なドラマを見させていただきます。門の外までお見送りをさせていただきましたが、暗闇に消えていく姿にただただ感謝の想いで一杯でした。

よい想い出の場所か・・考えさせられますね。
今年も体に気をつけて元気にカウンターに立ちたいと願い皆様と再会出来ます事を楽しみに新年の挨拶といたします。



トラックバック

Trackback URL

コメントを書き込む

このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。