| 01.親父の「ぼやき」 05月07日 23:38 |

- 時代が変る4

鶴ヶ城
誇りある歴史と伝統のある城下町、この町の男たちはその誇りと自信を失い始めている。

今まで自分たちを支え、生きて行く上での必要不可欠の価値観が何の意味を持たないと感じ始め、そして自分の生活を脅かし始めているからだ。

会津では20世紀後半に急成長した、ビジネスモデルのような会社が21世紀に入り次々と消えていった。男たちはいったい何処に問題があったのだろうと頭を抱えている。

世の中は何でこんな事になってしまったのか、今まで男たちの価値観は会津の城下町のいい高校を出て、大学に行き、いづれは跡を継ぐからと親の商売や自分の関連した会社に勤め数年を過ごす。

田舎に帰ってからは、親の元気な間は専務か何かの役職を名乗り跡を継ぐ、地元の若手経営者が集う「青年会議所」にはいりその跡はロータリークラブとかライオンズクラブに入るのが定石だった。

そのうちに商工会議所の委員になり、なんとなく過ごせば商売は安泰気軽に暮らせるはずであった。そんな中で「価値」を持っていたものはこの町の名門高校を出たという学歴と血筋を基本にしたコミニティーを大切にする事。その一員であれば何とかなるとという価値観があり、そのコミニティにいれば安心して生きていけるという安堵感があった。

それを守るために人間関係の序列や先輩後輩という様な関係がつながりを生んでゆく。会津に多い「無尽」はそういった様々なつながりを利用して組織される。

情報を仕入れたり、価値観を共有したり醸成するための
格好のシステムであり。「無尽」があるなしに関わらず、問題が起きることはなかったa。

しかしそのコミニティーの崩壊が始まった、この地域を支えた社会システムの破壊は、別に会津だけで起きているわけではなく、日本全国の地方都市で同じような事が起きている。

コミニティーのあり方そのものに、時代の変化に伴う問題が起きはじめているといった方がいいのかもしれない。特にインターネットは市場の主導権をお客様が握る事に大きな変化をあたえてしまった。

インターネットの影響による市場の変化は衝撃的に拍車をかける21世紀に入り情報化社会が本格化してきた時にじわじわと問題がおき始めていた。その影響が本格化してきた。実にインターネットは衝撃的だ。

この衝撃は、従来の商習慣やそれを支えたシステムをを壊滅的に破壊し、音を立てて崩れ始めているといってもいい状況が生まれている。



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