| 05.お薦め連載「季を食らう」 10月07日 07:47 |

- 鯉の食べ方

鯉
20年ほど前までは会津の人にとっては鯉の甘煮はごちそうだった。会津ばかりでない長野や岐阜、いや京都でさえ、海から遠い地方は何処でもご馳走だったはずだ。

砂糖が高級品やった時代、鯉の甘煮は憧れの料理だった、でも流通の変化で海の新鮮な魚が山国でも手に入るようになると次第に人気がなくなってくる。

もうお店で鯉の旨煮を何年煮てないだろうか・・鯉は料理するものにとってなかなか難しい料理食材、まず水によって身質が恐ろしく変る。

そうそう、鯉のおいしい食べ方おしえたろか、鯉は刺身に限る、え?洗いじゃないのかって・・悲しいけどこんな料理、まもなく会津でも俺が死んだら誰もやらなくなるだろうな・・

鯉は三枚におろし皮をひき尾の方から薄くフグのように
薄く引いていくのよ、それをフグのお造りのように皿に放射状に並べていくのや、薄く塩をふり暫くすると赤いところが発色してそれはきれいな物でっせ。

春の鯉なら大根おろしに木の芽をまぜて土佐酢でいただくのよ、秋なら紅葉卸にポン酢もいいな
どや、美味しそうやろ。

今度籠太にくるときは「親父さん鯉のお造り食べてみたい」と電話で言ってごらん、予約しないとだめよ一匹姿つくりで4~5人で食べても3000円ぐらいだ安いものよ

なに?泥臭くないかって馬鹿いってんじゃないよ、
それはそれは身の毛もよだつほど上品な味がする。
ためしてごらん

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