| 01.親父の「ぼやき」 05月20日 17:28 |

- 価格に価値がある時代(6)

乾杯
店舗の移転は多くのことをきづかせてくれた。様々なマスコミに取り上げられ、居酒屋の本の表紙にまでなった旧店舗を惜しむ声は多かったが、あのお店の雰囲気が好きでお客様は来ているのだとばかり思っていたらそうでもないと気づいた。

移転したらそのままお客様はこの店に来てくれるではないか。お客様とのご縁の不思議さに驚いてしまっている。

県外から多い人で年に 数回、中には毎月のように来る人さえいる。目的はそれも籠太で飲む事だと言う。

何と言う事だろう・・宿代を払い籠太に来たくなるという話には涙が出る。

ある人に言われた事がある。「もしかしたら私たちは親父さんたちの生き方に共感しているのかもしれない。」何とも有難い褒め言葉ではないか。

楽しそうに仕事をしている顔を見たくて来ているんですとも言ってくれた。

そういえば、隣町にある知り合いの居酒屋に行った時だ。お客様に向かい、住んでいる町の行政の悪口から始まり、自分の仕事のうまく行かない事をうっぷんでも晴らすかのようにしゃべりまくっているマスターの姿が気になった。

俺はあんな事をしてはいけないと肝に命じた。価格に価値がある時代、商いをしている人の生き様に価値がなければもしかしたらもう生き残れないのかもしれない。

何を持って幸せだと思うのか、とても大切になってきたような気がする。


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コメント(1)

[ 2006-05-21 01:57 ] 伊知地 wrote:
皆さん,凄いなあ.
すみませんが,私はそこまでの思い入れはないなあ.
籠太は,私が訪ねる料理屋の一軒に過ぎないのですが,居心地が良いし,酒も料理も良いので年に2,3回くらい行きます.
私は主人,料理人と話せる店が好きです.
そしてある意味で本物だと思う店にはたまに訪ねることにしています.

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