| 01.親父の「ぼやき」 05月15日 11:03 |

- 価格に価値がある時代(5)

少年
会津人の志
もう十数年前になるだろうか、まだ小さかった子供を連れて飯盛山に行った。

爺さんから「飯盛山には一族の少年が祭られている」と言う話は聞いていた。飯盛山から少年たちが自刃した場所から市内を眺めていると少年たちが守りたかったものを想い涙が出て止まらなかった。

私の子供は不思議そうにそんな私の顔を覗き込んでいた。なぜ涙が出てきたのか。この子たちにもいづれ分かる時が来る。そう想いながら飯盛山を後にした。

この少年たちが本当に守りたかった会津、いったいそれはなんだったんだろう・・その事が自分の中に長い間、課題として残っている。

これからの会津には本当の求められるものは何なのか、その事を考え続けている。

だからこそ、小さな閉鎖系のコミニティー夜な夜な集い、人の悪口と悪い噂を酒の肴に酒を飲んでいる姿に吐き気を催すほど嫌悪感を感じてきた。

こんな姿が会津人の本当の姿ではない。美しい会津の自然、歴史ある伝統と文化、今の会津人にはそれを誇りと思い守り育てようとする心、気概も志も残念ながら少ないような気がする。そう思うのは私だけだろうか・・・。


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コメント(4)

[ 2006-05-15 11:36 ] 伊知地 wrote:
会津に限らず,今の日本全体で失われている物は,礼儀と躾,そして夢と気概ではないでしょうか.
固有文化を軽視し,教養の欠如が顕著になりつつあるように感じます.
文化を大切にしない民族はそのうち自滅するのではないでしょうか.
一時期,日本酒も滅びる寸前まで行きました.

[ 2006-05-18 11:33 ] ほたに wrote:
久しぶりに拝見して、此処に昨年私が撮った飯盛山の写真が使われていて吃驚(笑)
光栄であります(^^)
既に先月となりましたが、五ノ井酒店にも足を伸ばしました。
1月の火事では逃げるので精一杯だったとの事で、被災の甚大を改めて知りました。
しかし既に奥の蔵で仮営業なさって一安心。
そして帰る時に腰を折ってずっと見送って頂き恐縮しました。
五ノ井酒店さんの不屈と謙虚に会津の気概を見た思いです。
勿論、美味いお酒も入手です(笑)

[ 2006-05-19 04:27 ] つるちゃん wrote:
親父が5回も連載するなんて、ほやきでなく
本気なんだと深刻に受け止めています。
昨年11月の連休、東山の宿が取れなく、小さな
家庭的宿にしました。そこの女将と会津の現状に
付いて色々聞きました。旅館組合が解散するかも
知れないとも聞きました。無尽講で飲みあったり、
泊まりあったりする時代ではないのです。外から
集客しなければならない時代なんです。
我が集落は160世帯位ですが、「筍生産組合」と
「栗生産組合」を有志で造っています。シーズに
なるとイベントをやります。最近は町、農協も協力し
盛況です。勿論ユニークなので新聞、町、農協の
広報等で発信され品質、味も良好で近隣では有名です
県内展開のスーパーも朝取りとして仕入れて行きます
個々では出来なかったことでしょう。同じ事が会津でも言えます。団結して旅行雑誌等に売りこむ、勿論
売込む物を探す。いくら籠太が今、会津で1人勝ちしていても会津が忘れ去られては陸の孤島になってしまいます。会津に行ってみよう、宿は、食事は、飲屋は
...と探します。今の籠太もそれによってあるのです
一生懸命やっている人も居ます。滝の湯さん、あたり前のことですが、会津のコシヒカリを出し、朝は田舎
料理のバイキング、川向こうの能舞台で連夜のショウ
極めつけは特許があるという「お見合い風呂」
サンデーモーニングのコメンテーターも宿泊してました。客質も上がっているのでしょう。
又七日町の満田屋さん、名物女将で度々テレビサスペンスものに登場.....
会津を埋没させないよう「ぼやき」でなく中心的役割を担う事を切望致します。

[ 2006-05-19 08:17 ] 伊知地 wrote:
閉鎖系思考・行動に完全に陥った人々には何を言っても無駄だろうと思います.
間違いに気が付いてもそれは終焉を迎える頃で取り返しがつかないでしょう.
歴史を見ると,何かが終焉を迎えるときに,別の新しい物,新しい力が誕生し,世の中が大きく変わります.
破壊が起こり,そして新たな誕生がある.
会津を含め,日本では明治維新前後,太平洋戦争前後で世の中の大きな変化を経験しています.
今がその次の大きな変化の時期なのでしょう.

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