| 01.親父の「ぼやき」 05月06日 11:46 |

- 価格に価値がある時代(4)

籠太の昔
近頃閉店間際に近所の居酒屋の親父さんが同業者とおぼしき人たちを連れてよく飲みに来ていた。

話題は最近駅前に進出してきた東京のチェーン店系の居酒屋のこと。「いやマスター、暇になったよ」「参ったな~、おまけに景気は悪いし・・」「仕方がないからうちはリニューアルすることにしたよ・・」「おれの店も負けてはいられない、飲み放題をやることにした」それぞれに熱くなって語り合っている。

「マスターの店は入っているね~」「うちもたいした事ないすよ・・」そんな会話を交わす。そういえば、特に最近気にはなっていたが、閉店する居酒屋が増えてきたようだ。

価格に価値がある時代、多くのお客様は安くて量が多い方に流れる。よほど料理やサービスが勝ってない限り、勝てないだろうと思う。

それとマスターの人間力も大きいような気がする。喉まで出掛かっていてもいつも言うのをやめる。でもこう言いたい、同じ土俵で相撲を取ったら負けよ。その店の独自能力がどのようなものなのか、そこが問題なのに、努力する場所を間違っているような気がする。


リニューアルしたり、新商品を作るのもいい。飲み放題も結構。でもそんな「20世紀手法」で勝てますか?おそらく勝てないと思う。そんな事をいつも言っていたマスターのお店も、最近姿が見えないと思ったら先月閉店していた。いつも思う、どう説明すればいいんだろう・・


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コメント(3)

[ 2006-05-06 15:52 ] 伊知地 wrote:
籠太の昔の写真,個性的で懐かしいですね.
安ければよい人と質を求める人との二分化が一層進んでいるのでしょうね.
中小企業が大企業に安さで対抗するのは,多くの場合,無理がありすぎます.

[ 2006-05-08 11:32 ] 米庵 wrote:
お任せ、と任せても任せたはずの無いものが目の前に並んでいれば、やんぬるかな。籠太の場合は任せたものが目の前にならぶのですよ。任せることが出来るのは人ですな。店に任せたり、カウンターに任せるのは結局人ですな。ますます城主殿への評価が高まるでございましょう。お忙しいからお体だけ大事になされませ。

[ 2006-05-10 21:34 ] つるちゃん wrote:
如何なるビジネスも固定客の確保と維持発展が
無ければ消滅する。
バーゲンやバイキングの客は将来的には固定客では
無い。親父言うように一寸考えが遅れると一瞬に
水泡かとなる。
我が町は田舎で食堂は遅くまでやっている所は無い。
ただ1軒ガレージを改装した所が一寸したツマミで
やっていた。程なく近くに店舗兼住み家を造った。
他から聞いた話だが、若者は安い方が良いからと
ラーメンを500円から100円下げた。しかし、醤油
にしても味噌にしても不味くて食えない。
高くしても美味ければ行くのに2度と足を向ける事は
無い。三條市に新潟ラーメンのブームを創った先駆者
が居る。時々寄るとカウンターと小上がり2席に一寸
したツマミを出して人がいた。時間帯同じなのに全然居
ない。ラーメンは野菜と卵のトッピングて゛150円
値上げ、外に出ると「マスコミ関係の取材お断り」
の文字が白々しい。驕りの果てか.......
麺もスープも力ない感じがするのは気のせいか....
掲示板に「たかがウドされどウド」と書いた。
たかがウドでも勢いが入ると凄い。客は敏感にそれを
見ている。親父殿米沢の殿も伊地地殿も各地百選の
ツワモノ何時でも燃える気持ちで対峙してください。

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