| 04.親父の「食い意地紀行」 11月23日 22:50 |

- 新潟居酒屋放浪記・・完結・・

のっぺじる
・・・きぬおとめ・・・
「杉」を出てすぐ近くに二件目の居酒屋、二幸へ立ち寄る。雪中梅を注文し、昔の職人の雰囲気を残した親父さんのなめろうと蟹しんじょうの餡かけを頂く、むすめさんに「会津に嫁に来ないか」なんてからかいながら、しばらくしてお店を後にする。昔から越後から嫁をもらうと金持ちになると言われていた。

そのあと、つるちゃんの隠し玉の店に案内するという。昔の遊郭の町並みの雰囲気を残す路地をあるいてゆくと、つるちゃんは「酔泉」という中々雰囲気がいいお店に入った。奥から中々色気のある女性が「いらっしゃい」とにこやかに出迎えてくれた。

まずは瓶ビール 、このころになるともともと酒に弱い親父、お腹も酒も限界に近づいてきていた。それでもお通しに出された「はないか」の煮付けのうまさに愕然。

気を取り直して新潟名物の「のっぺじる」を頂く。これが又美味い、特にのっぺじるに使われているこのサトイモは「きぬおとめ」だと思った。きぬおとめがつくる「きぬおとめ」ののっぺじる・・?(何言ってんだろう俺・・)

昔芸子だったというママの顔がますます「絹乙女」に見えてくる。いい店だな~つるちゃん!俺こんな店大好き、とにかく食べ物がうまい。つるちゃんに、俺近所にこの店あったら毎日来ちゃうなんて言っている。

しばらくしてつるちゃんの奥さんが迎えに着たので、「きぬおとめ」に別れを告げて宿泊先のホテルに向かった。その晩は心地よい夢を見ながら眠りについた事はいうまでもない。(みんな!五泉にいくなよ・・俺は又行こう)


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コメント(2)

[ 2005-11-26 01:23 ] つるちゃん wrote:
5偏に渡る長編、お疲れ様でした。
最初から書くつもりは無く、帰ってからの編集だから
写真とか大変だったかと思います。
傍観者としてハラハラの5編でしたが巧くまとまって
さすが親父と思いました。
一寸太田和彦さんを意識した感がありますが、
親父は現職の板前、やはり味、酒では味の方に
重きを置く感があります。
かって国土交通省の肝いりで食文化で新潟と交流会を開き親父がよく講演をしましたが、その頃より私も
会津と新潟の食に対する違いに興味を持ちました。
会津のコズユは新潟ののっぺ下味はコズユは貝柱等の
干物、新潟はサケとイクラ。ニシンの山椒漬に対して
麹漬、しかも半生。その地のモノを巧く使っての
食べ物、特に村上藩のサケ文化が大きい、村松藩は
村上藩の分家、だからこの下越一帯はサケや鯉を
使った料理が多い。
常陸の俊殿から見れば、親父を引きまわしたように
思われるが、親父の探求心に少しで協力できれば
と思ってお供した次第です。
又これを機会にホームページを見た方に五泉、村松に
興味を持たれ足を踏み入れていただければ幸いです

[ 2005-11-26 16:41 ] 佃坊主 wrote:
新潟居酒屋放浪記、愛読しておりました。何回ぐらい続けてもらえるのかなとワクワクしていましただけに、五回で完結とは! 五泉ゆえに五回でしたのでしょうか?続編を心より楽しみにしております。それにしましても、つる様ご推奨のお店、料理、大いにそそられました。親父殿の命とはいえ、次回、籠太登城の折には、何としてでも、誰が何と言おうと参らずにはおくものか!
と、一人力んでおります。

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