| 03.親父の「お薦め」 08月16日 12:47 |

- (会津のレモンハート)誕生日

ベンネービス63
親父も13日でとうとう57歳、還暦まであと・・友人達が誕生日を祝ってくれた。

友人「モグロフクゾウのやまちゃん」とノースランドのマスターが誕生日のプレゼントに用意してくれたのがこのスコッチの1杯、ベンネービス63年、1926年蒸留のオールドボトルとんでもない代物だ。

誕生日おめでとうといって、マスターがごそごそと棚の置くからいわくありげな木箱を持ち出してきた。 蓋を開けると見たこともないボトルが静かに置かれている。

蓋を開けたのも十数年ぶりだという、今から20数年前、山ちゃんがポルシェで走り回っていた頃日本に60本入荷したものを当時50万円の大金をはたいて買い込んだものだという。

時間が0時を過ぎ13日になった時、マスターは客の居なくなった私だけのカウンターで静かに小さなグラスに注いでくれた。期待に胸を膨らませながらそっと口に含むと、スコットランドに咲くヒースの花の香が口の中ばかりか体中に広がった。

最初はさわやかな花の香、口の中で広がる豊潤な深みのあるシェリー臭、ドスンと重いが後を引くピート臭、香がチェイサーの水の中にまで移ってくる。
bebbne-bisu


ああ・・何て幸せなんだろう・・その夜、俺はスコットランドのベンネービス山のふもとのヒースの花園で、仰向けに寝て青空を流れる雲を見ている姿を夢に見た。

*写真スコットランドベンネービス山



| 03.親父の「お薦め」 04月30日 11:21 |

- 山菜の天ぷら

こしあぶら
連休のあたりになると会津の里山に様々な山菜が顔を出す。

この時期はなかなかに忙しい、早朝から山に入り山菜を収穫する。料理の素材として目的は天ぷらになる山菜、こしあぶら、こごみ、たらの芽、山椒の葉、ふき、はりぎり、などなど

時間が無いので量は収穫できないから、もちろん小山さんを始めとする農家の方からも分けていただく、山好きなお客さんからもたくさん頂く。

カウンターの隅に天ぷら鍋をしつらえ「太白のごま油」で揚げる。無色透明、胡麻油のあの特有の匂いはしない、値段は普通のサラダオイルの数倍、でもこの美味さは何と表現したらいいのだろうとおもうくらい「美味い!」

籠太に今の時期に来店なさるのでしたら、余計なものは何にも食べなくていい、しかし山菜の天ぷらだけは是非に食べてほしい
11:02 2008/04/30

| 03.親父の「お薦め」 04月18日 08:29 |

- (会津のレモンハート)封切(マッカラン)

マッカラン18
又近くのノースランドでオールドボトルの封切をしてしまった。マッカラン18年1960年代のオールドボトル・・え?味はどうなんだって・・・

むふふ・・ノースランドの棚の隅で十数年隠れていたヤニボトル(長い間棚においてあるうちにタバコのヤニでラベルが変色したボトル) だ購入してから20年以上の歳月が過ぎている。

この店で飲んでいたお客たちのタバコのヤニで瓶のラベルが茶色に変色していまった。・カウンターの後の棚で様々な人たちの人生のドラマを静かに見つめ瓶熟してきたのだろう。しかしこのマッカランは箱に入っていたのできれいなままだった。
マッカラン蒸留所


呑んでみたいといったら快く承諾してくれた。ボトルを入れる箱は、今の円筒形のものと異なる角箱に収められているそれを俺は封切してしまった。

ママが静かに瓶の封を切る、栓を切ったときのあのかぐわしい香、ああ~死にそうだ・・そして口に含むと舌触りのやさしさとしっかりとしたボディーを持った味わいがした。

香りもそして味のバランスも良く、全体的にゆったりとしていて、適度なしかも深いシェリー臭を漂わている。今のマッカランのモルトウイスキーには無い、ゴージャスでエレガントな女性的モルトだ。俺も呑みたいだって?ノースランドで味見てきたら・・

| 03.親父の「お薦め」 11月06日 09:46 |

- かくれが・・?

ビストロ
あまり教えたくはないのだがこの際仕方がない、え~い教えちゃえ。

おいらが泊りがけで時々行くレストランがある。場所は喜多方にあるビストロ35イタリアンだ一人で行くことはほとんどないが、(何?だれといくんだだって・・それは秘密・・)

お任せで作ってくれるツマミがこれまた美味しい。特に
牛の第二腸を柔らかく煮込んだ料理は絶品。そういえば似たものをイタリアのウンブリア地方、アッシジの城壁の町のレストランで食べた事がある。ワインのセレクトもリーズナブルでなかなかのもの

ビストロ2

またそのときは、偶然かウンブリア地方のワインがあり嬉しかった。昼もたまに行くが、ママさんがつくる豪快な味付けがいい。

友人のイタリア人を連れて行ったら、きっとマンマの味だ!何て泣いてしまうかも知れない。友人のアマゾンさんに連れられていったのは2年ほど前、
うしのちょう


それから気に入って時々お邪魔させてもらっている。夜はお酒が入る事が多いので、宿は市内にあるグリーンホテルここの朝食もまたいい。ご飯が美味しい


| 03.親父の「お薦め」 10月04日 23:18 |

- 枝豆

枝豆
 籠太の枝豆、美味しいと思いませんか、 え!何処が違うのかって?そりゃそこらそんじょの枝豆 とは違いますがな、

うちとこの枝豆は4件の農家から仕入れています。会津若松柳原の長尾さん、この人の豆がお店に登場するのが 一番早いかな・・次に会津美里町の栗城さん、この人の豆が一番好きですな・・

それから美里町の佐藤さん、この人は枝豆もいいけれどトマトが絶品でっせ、そうそうあの冷やしトマトのトマトです。

私のところが仕入れている農家は皆、有機栽培のJAS認定をクリアした人たちばかり、何?こだわりを売りにしているのかだって?そんなつもりはもうとうない・・ ただ美味しいそれだけの理由、

自分の食いたいものを捜しているだけですわ。ただ残念な事に枝豆が登場するのが8月と9月いっぱいまで、たまに冬にきて「あの枝豆ありませんか」なんて聞く人がたまにいるけどね、

昨日、栗城さんから「これが最後の豆です」と言われた。後は来年の8月までさよならですよ。美味しい枝豆食べに又おいで、

でも冬に食べたいならら冷凍の中国の枝豆だって最近のは美味しいよ。俺は食いたくないけどね、断っておくけど籠太にはCAINAの豆はないよ。又来年までおあづけ・・

写真:せがれ

| 03.親父の「お薦め」 06月08日 10:43 |

- 初夏の風に・・

うに
相馬や松川浦の辺りから雲丹が届いている。今年のは特に大きい。毎年今頃になると岩牡蠣と雲丹が美味しくなる。

牡蠣はもう少し後のほうがさらに美味しいかもしれない
最近覚えた食べ方、雲丹の上ににんにくオリーブをたらりうまいですぞ~ 

今時の酒、一押しは奈良萬純米中だれ(会津)、会津娘雄町純米吟醸生、(会津)秋鹿純米酒 (兵庫)

| 03.親父の「お薦め」 06月03日 15:18 |

- 淡雪草

淡雪草
あと少しになってしまった。2月の終わりごろから毎年この酒が出てくるのを楽しみにしている。

群馬県太田市の島岡酒造の淡雪草という名前の酒だ。この酒の兄弟酒で俺の大好きな「淡緑」がもつ名前の由来を最近あるサイトで知った。

源の義経が腰にさしていた名刀だったらしい。重要文化財になっていて「淡緑」は、現在、京都嵯峨野の大覚寺の宝物として収蔵されて、特別展示会などで目にすることができるという。
usuyuki

そういえば、群馬泉の先代は日本でも有数の刀の目利きと聞いたことがある。淡緑といい「淡雪草」といい。名づけたこの御仁、並みの人ではない・・

十数年前に一度だけこのかたにお会いした事がある。
おいしいうな重をご馳走になった事を忘れられない。純米吟醸酒本生 という事らしいがこの酒が醸す、淡い酸味は「雪どけの清らかな、冷たいけれども生命感を持つふしぎな力」を強烈に連想させる。

取引先の酒販店では入荷と同時にほとんど当店で 買い上げてしまう。全てを山廃で つくるこの蔵の酒は独特の味をかもし出す.

不思議な事に地元ではほとんど評価されていない。この酒がわかるには、飲み手も相当のレベルでないと
無理かもしれない・・そんな事を思いながら飲んでいる



| 03.親父の「お薦め」 05月29日 11:46 |

- いいもの見っけ

しょうちゅう
店の近所にある辰泉酒造で昔から焼酎を作っているという話は聞いていた。

どんなものかと気になっていたが、あるときに友人から頂いて飲んでみた。今までにない香と独特の泥臭い匂いがある。しばらく飲んでいるとこれはなかなかいけると
思うようになってきた。

蔵の親父さんとは昔からなかがよかったので、いつかは置いてみようと思ってみたが機会がなく時間だけが過ぎていった。

ある時にふらりと社長が訪ねてきて息子が東京から戻って酒作りを始めたと挨拶に来た。

気になっていたあの独特の香は何ですか焼酎の事を聞いてみた。すると、杉材を使用した「サナ(セイロ)」式蒸留器を用いているという。

おじさん系雑誌の編集をしている友人に話したら。こんな蒸留法がまだ活きていた事に驚ていた。

まるでアイルランドのアエラ島のスモーキーなスコッチのようではないか・・

最初抵抗があるかもしれないが飲み始めるとなかなかいける。最近見つけた会津の銘酒だと思う


| 03.親父の「お薦め」 04月21日 23:59 |

- まぼろしのスコッチ

スコッチ2
11時過ぎて仕事を終えて裏のショットバー「ノースランド」へ寝酒を飲みに行く、一人でカウンタに座り飲む、そんな事が多くなった。

夜も深けているので親父が行く時間にはもう他のお客の姿は無い。酒が弱い親父はジントニックを飲んだ後「モスこミュール」呼んでいる謎めいたカクテルを飲んで帰る事が多い。

体調がいいときはスコッチに目が行く、マスターは俺のスコッチの先生、先生は実に優しく教えてくれる。最近もう手に入らなくならなくなるから飲んでおきな・・と勧められたのがこのエドラダワー

調べてみると、この醸造所はスコットランド最小のポットスチル、3人で手作りされている伝統的な蒸留所であるとある。

熟成にシェリーダルを使用したのだろうか、果物のようないい香がする。生産量はモルトとして年間2000ケース位と言うから飲めるのが不思議なくらいなのだろう。

スコッチを飲んでいると様々な表情があることに驚く。目を閉じ舌で味わっているとスコットランドの荒涼とした風景が広がる。北の海の磯の香、干草の匂い、ピートの匂い、50を過ぎて覚えた至福の時間だ



| 03.親父の「お薦め」 02月16日 09:00 |

- ソースカツ丼

吉野家
お腹が空いた時に、ソースカツ丼 が食べたくなる時がある。そんな時友人とよく行く店がここ吉野家(東山温泉街の中にある)。

ソースカツ丼を提供している店はたくさんあるけれども
あのドロドロべったりが苦手だ、ここのだけはサラリとしていて飽きが来ない。

食い意地汚い親父は、食堂に入ってもラーメンなどに見向きもしないで味しいカツどんを求め、いたるところのソースカツ丼を食いまくってみる。

それにしても金を払う時に損をしたような気分になることが多い、ソースカツ丼とはいえ、揚げたトンカツに何も加工しないブルドックソースをかけただけのものではないかというもの、ご飯がまずい
カツ丼

おまけにビールビンなどで肉をたたく店が多いらしく、やたらと肉が硬い、ましてや丼からはみ出るほどでかいのも閉口する。でかけりゃいいってもんじゃない。

そんななかこの吉野家さんのカツ丼にであった。それからちょくちょくお邪魔している。

ある時に友人のソリスト石原さんとお店でばったり、彼もここのフアンだという、最近はソースカツ丼の吉野家愛好会まで自称している。ああ~食いたくなってきた・・

| 03.親父の「お薦め」 01月14日 17:25 |

- 雪時の酒

雪時の酒

正月が過ぎる辺りから初絞りや燗酒に美味しい
酒が次々と出てくる.

今入荷中の親父が美味しいと思っている酒がこの辺りかな・・・・・

左から金紋会津の冬季限定酒凛、八海山の越後で候
そして一押し群馬和泉の初絞り、岐阜の三千盛の純米絞りたて、難波の秋鹿純米吟醸もお勧めだ。

いずれも酸がしっかりのった、親父好みの酒、雪の中 籠太のカウンターでまだまだ隠し酒はあるのだ。うまいぞ~



| 03.親父の「お薦め」 12月29日 12:26 |

- 群馬泉初絞り(親父大好き)

初絞り
昨年火災に会い蔵の酒つくりの再会を心配していた群馬の大田の酒蔵「群馬泉の初絞り」が出てきた。

籠太の創業以来売り続けてきた大好きな酒だ。酸が効いた奥深い味が何ともいえない、油のある魚や串焼きのような肉料理には誠に合う。

生意気かもしれないが、俺が感じるいい酒の条件に程よい酸という基準がある、この酸がくせものでなかなか程よい酸が効いた酒 、実はあるようでなかなか無い。

この手の酒は多くの蔵も、怖くて手が出せないのではなかろうか、巷には、うすにごりや淡雪などど似たような酒はたくさんあるが、ここまで大胆に酸を出すのは勇気がいるのではないだろうか。あるメーカの技術者は「怖くて市場に出せない」と言っていた。

会津の城下に今日初めてこの冬、雪が積もった。依然おじさん系の雑誌(名前忘れた・・)雪景色の似合う酒亭などど気恥ずかしい紹介をされた事があったが、雪の中の籠太「朝日山」の普通酒や神亀の純米の燗酒と、群馬泉の初絞りでブリ大根なんて如何かな?
「うまいぞ~}

| 03.親父の「お薦め」 10月10日 08:44 |

- 売茶翁

売茶翁
俺の食い意地は酒、肴に留まらない。菓子、それも和菓子には目が無い。

和菓子といえば仙台に売茶翁 という店がある。残念ながら、まだ行ったことはない。十数年前、季節は今頃だった。仙台から来るお客様から、お土産に売茶翁という店のじょうよ饅頭を頂いた事がある。

翌日のお茶の稽古で茶菓子として使用してみたが、その品格のある美味しさが記憶に残った。その日はあいにく薄茶用の抹茶が切らしてしまい、お濃茶用の抹茶を薄茶で使用した。

京都美好園の抹茶もさることながら、食したじょうよ饅頭の味が忘れられない。先日偶然にも、友人のお宅でこの饅頭と十数年ぶりに再会した

「これ、売茶翁のものでしょう・・」ていったら、相手も「よくわかりますね・・」と驚いていた。聞けばこの店、いまどきインターネットどころか電話も無いという。食べたい人は手紙か出向いて注文をするというではないか。

酒も料理も食材もそこはかとなく、作り手の心が伝わってくるものがある。まだ行った事もないこの店の饅頭に作り手の奥深さを感じる

| 03.親父の「お薦め」 09月13日 09:56 |

- 初秋の休日

アロマパスタ
久しぶりにアロマテラスに行った。裏磐梯はもう秋の気配が漂っている。日曜日という事もあり混んでいるかなと思ったら、お客は私達ともう一組の若い女性のグループだった。

この日のパートナーは我が家の豆腐を提供いただいている「小原豆腐屋さん」と偶然遊びに休みの調理場に立ち寄った平さん、平さんは休みの日でも、よく調理場に来て掃除を手伝ったりしてくれる。
アロマのパスタ2

仕事一途に来た彼は自由時間が出来ると何だか行き場がないのだろう。休みの日でも仕事をしている親父と同じだ。

小原さんと親父の豆腐談義、平さんの昔話、食事が済んだ頃、ここのママが顔を出して、始めてきた頃の話に花が咲く。
ハーブティー

親父もアロマにもう十数年前からここに来ていることになる。このテラスで年に数回だけどゆっくり時間を過ごすのが親父の少ない楽しみ


| 03.親父の「お薦め」 09月10日 16:38 |

- たらば蟹が出始めた・・どうしよう

たらばかに
どうしよう・・蟹が出始めた。

昨年も籠太の宴会をにぎわしたタラバ蟹が出始めました。3000円クラスの宴会に、甲羅の大きさが、いさぎよく自分の顔サイズのタラバを出したもんだから、お客様には喜こんでいただきました。

昨年はどのくらい蟹をさばいたのだろうか。毎日生きている蟹を蒸していたような気がする(なむあみだぶつ・・)。蟹は生に限る。冷凍は良くない誠に良くない、甘みも少ないし,身もばさばさしている。

何でこんなに安い値段で出せるんですか?と良く聞かれる。そこがインターネットをしている得点よ・・たまたま輸入業者や販売業者が籠太のホームページを見てお客様で、偶然来たりする。

岩牡蠣もタラバもそういうわけ。最初そういう生産者や、輸入業者のお客様のけちをつけるところから始まり、親父の啖呵で「いいじゃないか送ってみな試してみるから」なんて会話から特別なルートが出来てしまう。仲良くなればしめたもの、籠太、こんな山の中で蟹がうまいよ
*参考までに
 2.5キロ~3Kサイズで店内販売価格8000円~10000円位です。でも足二本で何も食べたくなくなるくらい満足します。このクラスですと6人で十分食べれます。
うめ~ぞ・・

 
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